【No.3】現代語訳 論語と算盤

読書

おすすめ度:★★★★★(★5つ中)

読み易さ:★★★★(★5つ中)

論語と算盤を読む目的

・歴史教科書の近代で出てくる渋沢栄一のことが書いてある本。ビジネス系の本で良さそうな本を
 探していると名前がよく挙がってくるため気になっていた

・歴史に名を残す人物が人がどのように生き、どのような考えで人生を進んでいったのか
 学び自らの人生に吸収していきたいと考え読了に至った

学び・気づき

■まず論語と算盤って何?

 「論語」とは道徳、「算盤」とは利益を追求する経済活動のこと
 渋沢栄一が「利潤と道徳を調和させる」と経営工学のエッセンスを詰めた
 明治時代の目まぐるしい変化の中、渋沢が携わったビジネスのやり方考え方は
 現代に通じるエッセンスが詰まっていると考えられているためビジネスでも人気がある

■渋沢栄一の考え方

争いは断じて世の中から無くすべきではない
 中国古代の思想家である孟子はこう言う「敵国や外患ががないと国は必ず滅んでしまう」と。
 国家が健全な発達を遂げていくためには商工業、学術、芸術、工芸においても常に外国と争って
 勝ってみせるという意気込みがなければならない

・国家ばかりではない。一個人においても常に周囲に敵があってこれに苦しめられ
 その敵と争って必ず勝ってみせる気概がなくては成長も進歩もしない
 後輩に親切丁寧に教える 厳しく指導する。どちらが相手にとって成長するのであろうか?

逆境に立たされた時に人は原因を探る
 人の作った逆境であるのか、人には如何しようも無い逆境であるのか区別するべき
 人には如何しようも無い逆境とは立派な人間が進化を試される機会に他ならない
 人にはどうしようもない逆境にどう対処するのか、その秘訣を知る人はいない
 色々試し、何が正しい道筋なのかという観点から考えてみて自分に与えられた
 社会での役割分担だと覚悟を決めるのが唯一の策

 名声とは常に困難で行き詰まった日々の苦闘の中から生まれてくる
 失敗とは得意になっている(調子に乗っている)時期にその原因が生まれる

・自ら箸をとれ
 青年たちの中には大きい仕事がしたいのに頼れる人がいないとか応援してくれる人がいない
 見てくれている人がいないと嘆く人がいる
 どんなに優秀でも胆力や智謀を見出す先輩、環境がないと力を発揮することがなかなかできない
 お膳立てをして待っているのだが、この用意を食べるかどうかは箸を取る人の気持ち次第
 口に運んでやるほど先輩も暇ではない

・つまらない仕事だと軽蔑して力を入れないのはダメ
 目の前の仕事に集中する。誰にでもこれだけは譲れないというところがあってほしい
 40年以上通じて立志は変わらない
 仕事をする際、単に自分の役割分担をこなすだけならただ命令に従って処理するだけに過ぎない
 しかしこの仕事はこうしたいああしたいというように趣味を持つ感覚を持って欲しい
 この趣味のレベルが上がれば世間にもそれに見合った成果を見せれる

あの人はまだ生きているだろうかというのは肉の塊になっていると考えて間違いない

人生は努力にある
 勉強の心を失ってしまえば進歩や成長はおぼつかなくなる
 そんな国民によって支えられる国家は繁栄も発達もなくなる
 勉強家であろうと努めている
 ただ知識がどんなにあってもこれを活用しなければ何の意味もない
 活用するというのは勉強したことを実践に結びつけること

親孝行のために我が子を生き埋めにする
 バカなことだというが親孝行一つとっても世の進捗に連れて何を求めるかの基準は変わる
 家康は武力を使うことばかり考えていた世の中を儒学を採用し理論と現実を調和させ接近させた

人の一生は重い荷物を背負って遠い道のりを歩いていくようなもの
 急いではならない

自分を磨こうとするものは常に穏やかな志を持って進んでいく
 自分を磨くというのは自分の心を耕し成長させることが必要だ。精神力を鍛えよう

何かを一生懸命やるには競う事が必要になってくる
 競うからこそ励みも出てくる。競う事は勉強や進捗の母なのである
 親孝行で暮らしの上で不自由な思いをさせないと目指す
 ただそれだけなら犬や馬を飼うのと同じである
 親に心配かけるなら自分の病気のことだけにする

良い師匠に接して自分を磨いていく
 仕事でもし楽しんで喜びの気持ちを持って携わるならいかに忙しくとも煩わしくとも
 飽きたり苦痛になったりしない
 人はとにかく誠実にひたすらに努力し自分の運命を切り開いていくしかない

ネクストアクション

・評判通り学ぶべきことがあった。特にマクロな目線でいくと現代日本に
 照らし合わせると「競争」という概念が薄まっているのではないのか
 安定・平和な時代であるし、調和を望む環境だから仕方ない部分があるが
 高みを目指していかないと現状からストップあるいは衰退するのみだ

・個人に置き換えるとやはり競争しているという感覚は普段の生活にはない
 今後、何かを行う際にベンチマークし競争する環境に身を置いても良いのではないか
 それが自分の心に火をつけ、生活にメリハリを与え楽しくなるのではないかと考えた

・つまらない仕事だからといって手を抜いてはだめ。これはその通りだ
 目の前のことを真剣にできない人が他のこと、例えば副業も真剣にできるはずがない
 常に真摯にやるべきだ

・人生は努力にある。自分は努力をしているのか、またその努力、例えば勉強が
 何かに生かせることに対して行なっていることなのか
 「何がしたいのか」そこの見極めを行なって勉強をし知識を深めアウトプット
 していくことが重要である

・自分の目標を改めて考える

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